足跡
2023.3.14
東京工芸大学芸術学部卒業?现在哪个app能买足彩修了制作展2023レポート①
「東京工芸大学芸術学部卒業?现在哪个app能买足彩修了制作展」では、
芸術学部(写真、映像、デザイン、インタラクティブメディア、アニメーション、ゲーム、マンガの7学科)と芸術学研究科の学生が各々の個性的な発想を元に、精魂込めて作り上げたメディア芸術作品群が展示されます。
未来のメディアアーティストたちの作品をピックアップしてご紹介します。
※本年度も现在哪个app能买足彩感染症拡大防止のため、完全招待制で開催しました。
インタラクティブメディア学科、アニメーション学科、ゲーム学科、マンガ学科の作品公開は、3月17日(金)を予定しています。
Musica.Con amore.
上野 瑠夏
オーケストラの世界に足を踏み入れた12歳の春から、数多くの楽譜と共に音楽に触れてきた。最初は暗号のように目に映った音符たちは、今では鳴らすべき音に身体を導いてくれる道しるべだ。
果てしない練習の中でどのように音楽を聞いたか、楽譜がどのように見えたか、どのような出来事や感情があったのか。そうした自分自身の体験からインスピレーションを受け、今までにオーケストラで取り組んだ楽曲の楽譜を加工?撮影した。
音楽は暴力的な一面を持つ。楽譜を切り抜いたり、変形させる行為はその暴力性を表している。しかし、その暴力から生まれた写真は美しい。音楽とはそういうものだ。
タイトルには、「愛情を込めて」という意味で使われる、イタリア語の音楽用語「con amore」という言葉を用いている。10年間、私を様々な場所に、人との出会いに導き続けてくれた音楽へ、この作品を贈る。
ほんの僅かに夜
髙森 千瑛
暗闇では何かが欠落している。夜の暗がりでの経験は私たちに野生を取り戻させ、情報が削られた光景から、新しい世界への入口が立ち上がってくるようにさえ感じる。こうした体験は、人間にのみ備わっている想像力の賜物なのだ。見えないものを見ようとするように、薄暗い中でほんの少しの光を頼りに世界を写すことで、どこか日常とは異なる別の世界のように認識できるか試みる。
島を渡る
星子 桃花
沖縄を旅して写真を撮ると、本土とは異なる独特の雰囲気を感じる。それは、人々や光、色彩、においなど様々なものに宿り、恐らく外から来た私のような旅人ほど異質なものに感じる。その異質さを怖いもの見たさで撮り続けることは、自分にとって沖縄を撮り続ける原動力である。
「旅人のあなたの方が色々話しやすい。島の人同士だと話せないこともある。」と島で出逢った人に言われた。このように、出逢った人々は、旅人の私に対してだけ見せる表情が確かにあった。もしかしたら、それは私にしか写すことができない沖縄の一面なのかもしれない。
沖縄を撮ることは難しく、簡単に答えが出ることではない。様々な場所で自分が異質に感じた瞬間を集めながら、なぜ自分は沖縄を撮るのか、なぜ自分は沖縄に惹かれるのか、旅をする中で生じた問いの答えを探しながら旅を続ける。
よみがえる商店街
宮田 茜
現在大企業に飲み込まれ潰れていく、中小企業や小さなお店などが増え、『シャッター通り』と呼ばれる商店街が現れています。しかしその中でも、商店街を廃れさせないよう、色々な取り組みをしている商店街も多くあります。
その中で今回私たちは、富士見通り商店街で「にゃんがいい」アートプロジェクト2022のイベントを開催とのことでイベントに密着させていただきました。武蔵野美術大学の学生と商店街の方々のやりとりを通しこの富士見通り商店街に足を運んでいただけると幸いです。
暗夜の灯
石川 明香里
ウクライナの戦争のニュースから着想を得て制作しました。「望まずに戦場に赴き、自分の意思なく銃を構える兵士の銃口から、もしも花々が溢れ出したら」というテーマを掲げ制作しました。
「暗夜の灯」とは、暗い中に光る灯のことであり、「戦争」がもつ悲惨、残酷などの暗鬱なイメージを暗い闇として捉えています。この作品ではその中に光る灯に焦点を当て、灯は先のはっきりとしない現実の中に見出される希望という意味で用いています。先の見えない闇の中で、全ての人に暗夜の灯が灯ることを祈っています。
※所属?職名等は取材時のものです。